小田切 重雄
Odagiri shigeo
生年月日
1975/12/27
家族構成
祖母・母・妻・息子の5人家族
資格
- 産業カウンセラー
- (一社)日本エンパシー協会認定講師
- 他消防設備士等
趣味
- 珈琲豆を挽き淹れる時間を味わう(自己流)
- 感覚に聴き耳をたてる(響きへの傾聴)
- 美味しいチーズケーキ探し
(条件:限定品以外の通年販売で450円以内) - 自己探求と自己一致
提携企業様
Well-beingでは、企業研修・カウンセリング等各種メニューを、企業様や企業様のご利用者様へご提供させていただいております。
株式会社Time Colors様
僕が消防士からカウンセラーになるまで。
憧れ、そして不信感
平成7年 当時19歳の僕は
“人の役に立ちたい…!”という想いと、憧れから消防士になりました。
思い描いた憧れの職場で仲間たちと人を救う為に切磋琢磨していくのだと、緊張と共に胸の高鳴りを感じ職場へと向っていました。
しかし当時の職場は、僕の想い描いていた職場とは大きく違い、楽しみや、やりがいは感じるものの
部下たちの発言権がないほどの厳しい上下関係・否定的・決めつけ・対立関係…などが蔓延し、
“人を助ける人たちなのに…仲間との助け合いができていない。仲間を大切にできていない…!!”
…と不信感が湧いてきました。
それでも、“仕事だから。みんなやっているから…!”と疑念を持ちながらも、納得させてきたのです。
ポキっと折れた感覚。絶望感…
そのような環境の中、自分を無理やり納得させながら日々勤務していたら
支えていた心の軸が細くなっていき・・・ボロボロになり・・・ある日ポキっと折れたのです。
鬱状態でした。
医師からの指示で、2ヶ月の休職。
絶望感の中、何もやる気が起きない日々を過ごしていました…
存在の肯定
みんな毎日働いて頑張っているのに、僕は職場に行けない。
そんな自分の存在自体を否定しながら過ごしていました…
そんなある日、“夜回り先生”という本を読み、
何度も出てくる“いいんだよ”というフレーズが“僕の存在を受け入れ肯定してくれた”ことで自分を見る角度が変わっていき、少しずつ自分を受け入れられるようになったのです。
“休んでいる自分も、この湧き上がってくる気持ちも、ダメだと思わなくていいんだ!”
自分自身の存在をそのまま肯定することが出来、足場がないような不安定な場所から「地に足がついたような感覚」を味わい、その後なんとか職場復帰をする事ができました。
初めての共感との出逢い
ある時期、メンタル不調で常に誰かが休職し、何人も退職する事態で残った人に更なる疲労が重なるという悪循環になっていました。
僕は、この悪循環に何とか歯止めをかけたいと強く思い
“このままじゃいけない。自分に何か出来ることがあるんじゃないのか”と何かに惹かれている感覚がありました。
そんな時に偶然目にした「産業カウンセラー養成講座」の文字。
講座開始直前だったけど、問い合わせてみると残り1席の空きがあり、飛び込むように申し込みました。
そこでは、“日常では出来なかった話しを沢山したし、聴かせてもらった”
素直な自分の気持ちを言う経験。
ずっと言えずにいたことも話すことができた。
“私は私。これが私です”
“やっと、本当に解ってもらえたんだ”
気づくと涙が溢れ…
そして相手から伝え返される言葉から『僕が誰かの苦悩を軽減することの手助けになっている』という実感をもらいました。
一方通行ではない、お互いの心の深い部分も様々な角度から共有していく経験を味わう事ができ、本当に貴重な時間…
“自己開示の先にある自己共感”
自分では足りない、欠けていると思っていたけど、それがそもそもの自分であって他の人にはないオリジナルなんだと気付き、そんな自分を認めながら、自分の想いに正直に生きて行こうと思う事が出来ました。
“共感” 二度目の出逢い
2年ほど前に、現在認定講師として活動している“日本エンパシー協会”と出逢い、本物の共感を知りました。
そこで得たものはとても多く、
- 人の価値観が更にわかるようになり
- 共感を人にも自分にもできるように
- 他の人の意見や、許容できないこともOKを出せるようになり
- 相手を尊重しながらも、自分の意見を言えるようになりました
共感で、笑顔の絶えない職場へ変化
そして僕は、職場でとにかく共感的に接するようにしたのです。
賛成ばかりするのではなく、自分の意見も言い続けました。もちろん、共感的な関わり方で。
共感的に関わることを続けた結果、なんと、高圧的だった上司が自分の味方に。
そして、僕の周囲5m、笑いの絶えない職場環境になったのです!
当時苦手だと感じていた上司も、深く知っていくことで“お互いの想いの行き違い”によって起きていた事なんだということを感じました。
関係性が変わってからは、僕の話も親身に聞いてくれて、何度も助けられました。
仲間たちとも、これまで話せなかった困りごとや悩みも共有し、お互いに切磋琢磨しながら職務につとめることも出来、僕にとっても、素晴らしい時間を過ごすことが出来たと感謝の気持ちでいっぱいです。
だからこそ、“この人たちのために職場環境がよくなるようサポートしていきたい!!”と強く感じ、共感的コミュニケーションスキルによって、緊張感で張り詰めた職場から、個々のポテンシャル発揮にも繋がるような、困りごと・悩み事も分かち合える職場を目指し支援しています。
僕自身、組織の内側から可能な限り職場改善に取り組んでいましたが出来ることに限界がありました。
それなら、外から関わることで多くの職場の支援ができると確信し、消防士を退職して今の活動をしています。
“いいんだよ”の先にある、ご機嫌でいられる生き方
僕は、過去に数名の仲間の死を経験しています…
また、ハラスメントなどでメンタルを病んで休職し退職する人もいます。
今の世の中、そのような職場も少なくはないのではないでしょうか…?
人を突き動かすのは、いつも“心”です。
本物の共感で、悩み苦しんでいる方を支えたい。
そう感じ、僕はカウンセラーになりました。
“誰もがご機嫌でいられる”これは非現実的な事ではないと、僕は信じています。
あなたなりの健康や幸福を見つけ、目指して、自分を生き、活きていきませんか?
エンカウンセラー®として活動中
『エンカウンセラー®』の「エン」に込められた意味
エンパシー
なぜそう思い、そう感じるのか、人それぞれが大切にしている固有なものに理解を向ける共感。
エンカウンター
自己との出会い、他者との出会い、心の中から湧き上がる想いをそのまま分かち合える深い関係性。
縁
ご縁をいただき、縁を繋いでいく、在りのままの自分が創っていく縁。
円
自分がいることで創られている循環の意。
炎
命を活きる炎、意思・想いの炎、心の奥底から湧き上がる力。
これらは僕の願いです。
”エン”を大切にし、一人ひとりが『エン』を持っていることを実感できるように
クライエントさんと向き合わせていただいているカウンセラーです。
エンカウンセラー 登録商標第6735164号
凸凹に生きよう
〜僕の生い立ち〜
noteに掲載しております。よろしければご覧ください!