Well‐beingでは、パーソンセンタードアプローチ(来談者中心療法)を軸としたマイクロカウンセリングという心理療法で、メニューのご提供をしています。
簡単にいうと、お悩みに対してのアプローチを、クライエントさん主体で一緒に見つめていくように伴走していくカウンセリングです。
“ただ話を聴いているだけ”と、一見捉えられがちですが、そこには深いものが存在しています。

クライアントさんによって結果は変わるものではありますが

  • あなたにとっての答えや方法が見つかる
  • 自分自身との向き合い方が見つかる
  • 苦難にぶつかった時に考え進んでいく力がつく
  • 状況は変わっていないのに、問題(悩み)だと感じなくなるような、解決した状態と似ている状態になる

など、クライアントさんによって様々な変化が期待できます

パーソンセンタードアプローチ(来談者中心療法)を軸としたマイクロカウンセリングという心理療法”の

  • パーソンセンタードアプローチ(来談者中心療法)
  • マイクロカウンセリング

二つに分けて詳しくお話ししていきますね。

パーソンセンタードアプローチ(来談者中心療法)

提唱者カウンセリングの父と言われているカール・ロジャーズ
心理療法内容非指示的な(アドバイスを積極的にはしない)心理療法

ロジャーズは、「人間は、それぞれ自己実現の本能を持ち、自己成長を遂げようとする前提がある。」としていて、
カウンセラーがクライエントさんに指示的な態度や改善指向で向き合うのではなく、対等な人間としてクライエントさんの存在を中心に「話しを聴かせていただく」という傾聴の姿勢で、クライエントさんの考え方、経験、体験を理解し、共感し、尊重し、クライエントさん自身が自分に発見的になることを目指して支援していきます。

その結果、クライエントさんの中で起こる新たな気付きが自己成長を促し、自分自身で問題を問題でないものにしていくことや、これからの自分がどうしていきたいかを選択できることに向かっていくものです。

※元々は非指示的療法と呼ばれていましたが、非指示が強調された背景があり来談者中心療法に変更されました。
最近ではパーソンセンタードアプローチとも呼ばれています。

答えは、あなたの中に必ずあります。
しかし、一人で見つけていくことは難しく時に苦しいこともあると思います。そのような時は話しをしてみてください。
アドバイスに頼らず一緒に寄り添い話しをしていくことで、依存ではない「自分らしく穏やかに生きられる柔軟な心」と、根性ではない「本当の意味での心の強さ」に繋がることを共に目指していきます。

マイクロカウンセリング

提唱者アレン・アイヴィが中心となって提唱
心理療法内容様々なカウンセリング理論や技法の積み重ねを自分自身のものとして統合していくもの

各カウンセリング理論や技法の特徴的な部分だけではなく、マイクロ、微細な部分に含まれるものも抽出していき統合していくものです。
マニュアル通りに忠実に行っていくのではなく、様々な心理療法や技法を包含し、統合させたものとしてカウンセリグを行うことがマイクロカウンセリングの特徴です。

「全く同じ状況の人はひとりもいない。」このことを念頭に置いて、クライエントさんはどんなことを大切にされているのか、クライエントさんは何を必要としているのか、クライエントさんのお気持ちを共に感じ、繋がりを大切にしながらお話しを聴かせていただきます。