コストと合理的に何を見るか

無駄を減らすために合理的に考えて必要なものだけを残していく。
コストを減らし整理出来たと思うのは一瞬で、次からは自分自身が居られない対象になるのではないかと常に警戒する。
結果的に無駄な動きをし始め、合理的とは言えない退けない競争を起こして存在をアピールし、更に無駄に溢れてくる…

そんな、シンプルで複雑な構造になっていることは多々あると思います。
それを突き詰めて考えていくと、根っ子にあるのは、やはり怖さだと思います。

知恵と工夫を残さない合理化は、合理ではなく余裕のなさ。
それだと却って脆弱に陥る見せかけのシステムになってしまうかもしれません。

無駄…に観えるそれ。
実は知恵で工夫の種であり、必要不可欠だった…にならないようにするには、その合理的は「一体どの起点から動こうとしているか」をリラックスして観ることだと思います。