【怖さは悪いものじゃない】
怖さとは手をつなぐ
もしも、怖さは克服するもの…と思っているのなら、
なぜ怖さを克服する必要があると思っているのかを考え感じてみてほしいです。
きっと、怖さを感じている自分は◯◯な存在だから、その存在にならないように、なってはならない…
と、「克服すべき」になっているのだと思います。
怖さを失くそう…としている人からしたら酷かもしれませんが、
僕自身の体験上は”怖さはなくならない“と思います。
怖さは、消そうとすればするほど次から次へと気になる対象が現れてきますし、
怖さは感じない…克服したと思っていたとしても、それは、もしかしたら麻痺なのかもしれません。
麻痺が成功している時は、痛みも感じないかもしれませんが、嬉しいことや楽しい事、喜びまでも感じなくなってしまいます。
僕は、それと引き換えにでも怖さを感じたくないと思っていたことがあります。
でも、今は違います。
怖くていい…怖くていいんだ…って、怖さを感じている自分を受け容れていく。
大事なのは、怖さを感じている自分と手を繋ぐこと。その手の先に安心が生まれ増えていくと思います。
もし怖さが大きいのなら、ひとりだけで堪える必要はありません。
どんどん頼れる人を頼ってほしいです。
受け容れる事が出来ないのだとしたら、それならそれで、そこに何があるのかを知ろうとする。
この繰り返しが自己認知と自己受容になっていき、怖さを不要に拡大させないことになっていくのだと思います。
消えない怖さ、残り続ける感情があるとき、それは、心からの大事なサインです。
どうか消そうとしないで。
恐れながら一緒に感じていきましょう。
どんな時からでも、いつからでもWell-beingは存在しています。
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似たようなことで度々繰り返し苦しい想いをしているのなら、統合セッションをお勧めいたします。
