協調性を考える。
集団の中に居れる安心感。
そこには”同じ”とか”役割”を前提とした協調性を大切にする日本の無意識な文化的価値観があると思います。
今、従来の協調性では成り立たたずに協調性の質を真剣に考えてみる機会が必要だと感じています。
今と今から先、どんな協調性があれば人は安心感を得られるのか…って。
ここで生きるにはそうするしかない…という我慢と諦めの前提で造った協調性ではなく、誰しもが個の尊重がされるんだという前提の安心感から生まれる協調性が必要なのだと思います。
多様性という言葉に触れる機会は増えたけれど、それは排他的にしないという意味で使われている感じもしていて、それでは結局抑圧と諦めの関係性になってしまう方向性になるんですよね。
自分が安心したいがためにルールやしきたりを造る…
そこに自の尊重はあっても他の尊重は含まれているのでしょうか。
わがままとありのままは違います。
協調性と個の尊重…
そんな事を一人ひとりが考える時間、是非作ってみてほしいと思います。