差をつけるよりも手をつなぐ
弱者とは…それは、とても難しく一人ひとり違うし、何をどう観るかで変わるものなのだと思います。
自分は強者か?と問われれば、多くの人が”強者ではない”と答えるはずです。
では、弱者か?と問われれば、弱者かもしれないし、そうじゃないかもしれない…よく分からない…と、明確に答えられないと思います。
弱者、強者と比較して人や物事をみるのではなく、困っているか否かで観たときに、最終的にはトリアージで篩にかけられる人が出てきてしまうことや、生産性を日常に持ち出ち出して、人や物事に価値という否定批判をし白黒つけていくこと、一方で負い目を感じてしまうことに、今の社会にエラーがあって関係性や制度へ信頼がおけないのだと思います。
自分だけは違う…と思っていても、一瞬一瞬先の自分がどうなるのかは分からないのだから、手を出せる余裕があるのならば、手を伸ばしてその手を繋ぐことが一瞬先の未来への希望になるのだと思います。
大きなことをしなければならないのでもなく、小さなことでもいいから少し手を伸ばすこと、そうじゃなくても否定や批判をしないという選択をするというだけでも、未来で安心して弱者になれるのではないでしょうか。
そんなお互い様が成り立つ社会基盤への可能性はあるのだと思います。