怖さ・不安の根っ子・・・

それは、居場所が無くなること。

強い不安や焦りがあるとき、自分には無い、足りない、こうなってしまうかもしれない…という潜在意識が描く恐れの世界に入ってしまいます。
そんな時に大切になるのは、客観的に自分を観ることと、なぜその感情になっているのかに気付くことです。

そういう時って、内省では難しいから紙に書いてみたり、考え過ぎる前に信頼出来る人やカウンセラー等の専門職に相談してみる。
我慢せずに頼る事が「望まない想像」を拡大しないための大事なきっかけとなります。

人は、耐えること、自分で克服すること、自己管理というイメージが染み付いているから、「自分で何とかしなきゃ」って思うかもしれません。
自分で何とか出来るならいいんですが、僕の経験上それはとても難しいです。
だから、自分が健全であることを第一にして、『人を頼ったり求めていいんだよ〜』ってことを意識してほしいです。

あと、怖さの根っ子にある「居場所がなくなってしまう。」ということですが、よ~く覚えてほしいです。
自分がなぜ今ここにいるのか…って考えてみると、居場所は、省かれたり、奪われたり、追い出されるものではなく、『自分がいる場所が居場所』なのだってことです。
ここを忘れないでくださいね。