命からのサインはあったのに

2024年04月07日

友人に誘っていただき映画の視聴会をしました。
映画のタイトルは『The son/息子』(ヒュージャックマン主演)
ネタばれにならないよう内容には触れませんが、もっと〇〇があったならば…とそれぞれが置かれている境遇や関係性と関わりについて本当に考えさせられました。

映画を観終わった後に気付きや感想、想いをシェアするという場になったのですが、その一部をここでシェアしたいと思います。

外国の描写ですが、日本だったらもっと…
言えない辛さ、解ってもらえない痛み、無意識に繰り返してしまう苦悩。誰のせいでもないのになぜ…
自分だったらどんな関りが出来るのだろうか…

他人事ではないリアリティある内容
痛みこそ抱えるものではなく、誰かと『分かち合えたらいい』と改めて感じました。必要なのは評価よりも理解
「自分ひとりで何とかしなきゃいけない」って考える基本は過ぎ、「どんな理解が、どんな支援が必要なのかを考えていく」という基本が来ているのだと思います。

ーー カウンセラーとしての声 ーー

就業や進学後の最初の日曜日。
もし苦悩があるのなら、ひとりで抱えないで信頼出来る人に話して欲しいです。
アドバイスは二の次です。まずは聴く側もただただ聴いて欲しい。
それがお互い様なんです。

眠れないとか元気が出ない、胃の辺りが痛む等、こころや体の異変を感じてから2週間経っても回復の兆しがみえない時は、速やかにメンタルクリニック等の医療機関の受診をオススメします。
ただ、自分では「まだ大丈夫かもしれない」って迷いがあるのなら、直ちにカウンセリングを受けてみてください。きっと何か今のコンディションを知るきっかけになると思います。