健康だけでなく、「幸せ」にも意識を向けてみませんか?
皆さん、日々の健康には気を配っていますか? きっと、多くの方が意識的に健康を管理していることと思います。では、「幸せ」に対してはいかがでしょうか?
もしかしたら、「幸せは感じるものだから、気を配るなんてできない」と思っている方もいるかもしれませんね。もちろん、幸せは感じ取るものですが、実はある程度は意識して高めることができるんです。
幸せを育む「幸福学」の4つの因子
では、具体的にどうすれば幸せを意識できるのでしょうか? そのヒントは「幸福学」という学問にあります。幸福学では、幸せを構成する**「幸せの4因子」**が提唱されています。
この4つの因子、実はとてもシンプルで、普段の生活の中で意識できることばかりなんです。
- 「なんとかなる」因子(自己受容と楽観性) 困難な状況に直面しても、「きっと何とかなるさ」と前向きに捉える心構えです。完璧でなくても大丈夫、という自己受容の気持ちもここに含まれます。
- 「やってみよう」因子(成長と貢献) 新しいことに挑戦したり、目標に向かって行動したりすることで得られる達成感や成長を指します。また、誰かの役に立つことで得られる喜びもこの因子です。
- 「ありのまま」因子(つながりと感謝) 自分を偽らず、ありのままの自分でいられること、そして周りの人との良好な関係性を築くことです。感謝の気持ちを持つことも大切です。
- 「ありがとう」因子(ポジティブな解釈と感謝) 日常の小さな出来事にも「ありがとう」と感謝の気持ちを見つけ、ポジティブに解釈する力です。当たり前ではないことに気づき、感謝することで幸福感が高まります。
いかがでしょうか? どれも、日々の生活の中で少し意識を変えるだけで実践できそうなものばかりですよね。特別なことではなく、普段から心掛けることで、幸せを育むことができるのです。
健康と幸せ、両方を大切に
私たちはついつい、体の健康ばかりに目が行きがちです。しかし、心の健康、そして幸せもまた、私たちの日々を豊かにするために不可欠な要素です。
健康だけでなく、幸せにも意識を向けて、心身ともに満たされた「ウェルビーイング」な日々を送ってほしいと心から願っています。
カウンセリングルームWell-beingでは、カウンセリングと統合セッションを通じて、一人ひとりの「自分らしいウェルビーイング」への道のりをお手伝いしています。ぜひ、あなたらしい幸せを見つけるお手伝いをさせてください。