僕達はバネよりもしなやかに
「失敗や悔しさをバネにして…」と言うけれど、励ましたいお気持ちや伝えたいことはわかりますが、人はバネのように出来ていないと思います。
バネって構造的には押し返す構造だけど、強い力が加わっても強く引っ張られても元には戻れなくなる。
それが人に起きたら…と思うとゾッとします。
人を金属の様に、熱を加えて叩いて叩いて鍛えて硬さや粘りの強度を増す様な、克服前提で捉えることの方が不自然だと思いますし、それって力比べの様な戦いのパラダイムになってないか…と思います。
大切なのは、バネだけじゃなく衝撃を和らげるアブソーバを持つことじゃないかな…
自分なりの自分に合ったアブソーバを求めていくことで、相手とも自分ともぶつからずに柔軟な動きや姿勢が保てるのだと思います。
コミュニケーションや人間関係で何がバネで何がアブソーバになるのか。
僕は、エンパシーという共感が鍵で、感じ難くなろう…とか、感じない方がいい…ではなく、適切に感じられること、感じた自分を自分とも、相手とも和かち合っていく実感がアブソーバになると思っています。