全ての存在者に居場所を

動脈的な活動、つまり表に出て目立ちやすい、活発な動きだけではなく、静脈的な活動にもスポットライトを当てていきたい。

物事には、勢いよく流れ出す部分(動脈)と、それを支え、また戻していく部分(静脈)があります。とかく注目されがちなのは、目に見える成果や、華々しい一歩を踏み出す「動脈」側かもしれません。

しかし、その時に気づくはずです。実は、「還流の流れ」によって自分は助けられているのだと。再び動くことができる自分の循環の土台たる、静脈的な活動の重要性に。

目立ち難いもの。 解かり難いもの。

これらが、実は様々な物事を接続し、必要な「流れ」を創り出しているのです。表舞台だけでなく、それを支える全ての存在に、光を当てていきましょう。