医師とカウンセラー
医師は、患者さんに診断をして治療や処方をする人です。
話しを聞くのは目的に必要な分のみで、じっくりと聴くことは通常行われません。
カウンセラーは、クライエントさんの自己を信じ話しを聴かせていただく人です。
じっくりと話しを聴かせていただく中で心理療法の効果はあっても、診断や治療は出来ません。
それぞれ専門性の目的が違うんです。
ただ、専門性はあれど、患者さんやクライエントさんを「”ひとりの人間”として接することが出来るかどうか」という部分は共通して不可欠な部分です。
目的優位よりも、願いに添おうとする姿勢が信頼関係を育み、専門職を活用する効果を高めるのだと思います。