理想を繋げるには

SDGsを実現するには、企業や組織の内部、つまり、そこで働いている人達がどういう状態で働けているのかを真剣に考えていく必要があり、それがなければ実現は難しいと思います。

人という不確定な要素を指示命令で機能させるのではなく、循環する内部体系創りにそもそも必要だという敬意ある前提で観たとき、一つひとつのパーツを接続するエンパシーの広くて深い共感がないと成り立たないのだと増々感じます。

エンパシーの意識範囲は、表層に見える枝葉や幹、さらに土壌にある根や土に目を向けて、そこに何が在って影響し合っているのかを顕在化させてくれます。バッヂのように取ってつけたSDGsではない、構造的視点を日常的に培うことへ直接繋がっていきます。

更に、企業単体ではなく、企業同士を連続して接続した複合生命体のようにコネクトされた状態を可能にし、同系の接続だけが強化されれば良い…という従来の役割重視から存在目的を重視したフレキシブルバランスの範囲を広げるものが出来ていくという、和をもった持続接続した構造的な意味と、変化する多様な一様性という意識を生み、この意識こそがSDGsへの鍵になるのだと思います。

エンパシーは単なる共感の範囲に留まらず、あらゆる要素を接続することが出来る可能性になっていきます。

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