「〇〇はダメ」なんてない! 無意識の反応を肯定して、自分らしく生きよう
毎日「今日も暑いですね」なんて口にしてしまいますが、暑いと感じたり汗をかいたりするのって、決して「そうなりたい」と思ってやっていることではありませんよね。これらは、私たちが生きていくために体が無意識に行っている反応なんです。もし暑さを感じられなかったり、汗をかけなくなったりしたら、生きていくのが大変になるのは想像に難くないでしょう。
ポジティブもネガティブも、無意識の反応
これと同じように、嬉しいことや楽しいこと、そして辛いことや悲しいことも、すべて生きるための無意識の反応なんです。利き手が右であるか左であるかも、同じく無意識のことですよね。
もし、「楽しんではいけない」「喜んではいけない」と言われたらどうでしょうか? あるいは、「辛くなってはいけない」「悲しんではいけない」、さらには「利き手を使ってはいけない」となったら? それって、生きていくことが困難になるのと同じくらい、私たちを縛り付けてしまうことになります。
「ダメな自分」なんてどこにもいない
だから、「〇〇はダメ」なんてことはどこにもありません。無意識のうちに「〇〇を感じる自分はダメだ」と思ってしまうこともありますが、それは**「そう思うしかなかった」**というだけのこと。長年続けてきた考え方や感じ方をすぐに変えるのは難しいものです。まるで魔法のように、一瞬で変わるなんてことはありませんよね。
少しずつ「〇〇でいい」を増やしていこう
だからこそ、少しずつでいいんです。
「〇〇でいい」「〇〇でOK」という気持ちを、少しずつ増やしていきましょう。それが、あなたが生き生きと自分らしく、そして個性豊かに生きることに繋がっていくはずです。
無意識の反応を否定せず、ありのままの自分を受け入れることから、より豊かな毎日が始まりますよ。