YOSHIKIさんが漏らした言葉の奥にあるメッセージ


先日、X JAPANのYOSHIKIさんへの密着取材を拝見しました。

その中で、YOSHIKIさんがふと漏らした一言が、私の心に深く響きました。

「もうちょっとコントロール出来るといいんだけどな…感情を…」

これは、世界を股にかける孤高のアーティストが、まるで自分自身に語りかけるような、飾らない本音でした。

「生きづらさ」は自分を諦めていない証拠
YOSHIKIさんのこの言葉の裏には、単なる「悩み」として片付けられない、もっと深く、切実なメッセージが秘められているように感じます。

感情の起伏に苦しみ、「生きづらい」と感じることは、ある意味、自分自身の命を真剣に生きようとしている証拠ではないでしょうか。

感情の「波」は、彼がどれだけ繊細で、物事に対して深く感じ入っているかの表れ。

「コントロールしたい」という願いは、その痛みを乗り越え、それでも前へ進もうとする強い意志。

悲しみと痛みと共に「活きる」ということ
これは決して「綺麗事」ではありません。

彼の言葉は、悲しみや痛みといったネガティブな感情を切り離すのではなく、それら全てを抱きしめて、命を「活きよう」としているのだと教えてくれます。

YOSHIKIさんは、その激しい感情をエネルギーに変え、世界的な音楽という形で昇華させているのです。

彼の言葉に触れ、私たちは、生きづらさの中で感じる一つ一つの感情こそが、自分を形作る大切な要素であり、創作の、そして人生の原動力となり得ることを改めて感じました。

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