効率の先に見つけたいもの
効率よく、合理的に。 今の世の中を見渡すと、そんな言葉が正義のように響いている気がします。 でも、生まれた瞬間に「よし!合理的で効率よく生きて成功しよう!」なんて決意する赤ちゃんなんて、きっといないと思うんです。
私たちはいつから、速く走ることや無駄を省くことばかりに夢中になってしまったのでしょうか。
本当の成長とは何か
自分を磨くために多くを学び、この「いのち」を精一杯に生きて活かすこと。 その本来の目的は、誰よりも優位に立つためではなく、誰かではない「自分」という存在に成っていくためだと思うんです。
世の中には、スピードや効率を追い求めるあまり、自分や誰かの呼吸を苦しくさせてしまう場面があるかもしれません。 誰かの命や心を脅かしてまで手に入れた効率は、本当の意味での成長とは呼べない。私はそう強く感じています。
だって、心に余裕がない状態で手に入れた成功なんて、どこか寂しいじゃないですか。
「足るを知る」という力強さ
過去には、もっと多くを、もっと速くと、自分を追い込んでしまった苦い経験もありました。 周りと比べては、足りないものばかりを探して焦っていた時期。 だからこそ、今ははっきりと分かるんです。
必要最低限なもので満足できる心。 それこそが、人間としての最も美しく、一番の成長なのだと思います。
もちろん、向上心を持つのは素敵なことです。 でも、今の自分にあるものを慈しみ、そこから溢れたものを周りと「和かち合い」ながら生きていく。そんな心の在り方が、本当の豊かさにつながると思うんです。
自分自身への問いかけ
私たちは、効率の波に飲み込まれて、自分自身を置き去りにしていないでしょうか。 自分を削ってまで手に入れようとしているものは、本当に魂が望んでいるものでしょうか。
他人の物差しで測る成功ではなく、自分だけの「心地よい充足」を大切にしたい。 そんなふうに、今日も自分に問いかけながら歩んでいきたいと思うんです。

