豊かさの基準を、自分の中に置き直す

貧しさとは、持っている物の数が少ないことではない。いくら物に囲まれていても、決して満足することなく「もっと、もっと」と外側に答えを求め続けてしまう心の状態……それこそが、本当の貧しさなのかもしれません。

自分の外にある指標で自分を満たそうとしても、器の底に穴が開いているようなもので、いつまで経っても心は乾いたままだと思うんです。

欠乏感から、満たされた在り方へ

以前の自分は、足りないものを埋めることばかりに必死になっていました。 だからこそ、今は「今、ここにあるもの」に目を向け、自分の内側から溢れる豊かさを大切にできるようになりました。あの時の渇望があったからこそ、真の充足がどこにあるのかに気づけたのだと思うんです。

でも、情報が溢れる今の世の中で、周りと比べずにいるのは難しいことでもあります。だって、放っておくと次から次へと新しい「正解」が提示されるじゃないですか。

足りないものを探すのをやめる

誰かではない、自分の価値観で日々を彩っていく。 「もっと」という呪縛から解き放たれて、今持っているものを大切に育み、周囲と和かち合いながら生きていく。または、何も持たない時間の中にさえ、心地よさを見出せるようになる。

そんな在り方こそが、自分を活かして生きることに繋がるのだと思うんです。

自分を幸せにするのは、手に入れた物の量でしょうか。それとも、今あるものに「これでいい」と感じられる、自分の心の在り方でしょうか。

そんな問いを大切にしながら、今日も余白のある日々を過ごしていきたいと思うんです。