苦しみのなかで、ふと立ち止まる

辛く苦しくて、もう楽になりたい。 人生の中で、そんな風に思ってしまう瞬間は誰にでもあると思います。

すべてが八方塞がりに思えて、目の前が真っ暗になってしまうような時。

もしその渦中で、ほんの少しの「気づき」が訪れたら佳いな、と思うんです。

私たちは強い痛みに直面したとき、この苦しみにはもう他に選択肢がなく、極めて深刻だ……と、心からそう感じてしまいます。

まるで細い一本道に取り残されて、崖っぷちに立たされているような、そんな恐れと不安に包まれる現実は確かにあるのではないでしょうか。

第三の道という、目に見えない選択肢

でも、本当に選択肢はないのでしょうか。

逃げるか、耐えるか。その二つに縛られて身動きが取れなくなっているだけで、もしかしたら、全く想像もしていなかった「第三の道」があるのではないか。

過去の不器用な歩みの中で、自分の視野が狭くなり、自分で自分を追い詰めてしまったこともありました。

だからこそ、そこにふと気づき、新しい可能性を掴むものがあったなら、その瞬間に未来は変わり始めるのだと思うんです。

だって、私たちの人生は誰かからの承認や決めた枠組みだけで終わるものではないじゃないですか。

がんじがらめに見える現実の裏側に、別の道を見出すこと。

そこに意識が向いたとき、「今」という時間が持つ意味と、今を生きている自分がここに在るということの意味が、ガラリと大きく変わると思います。

命の声を聴き、今を活きる

苦しみの中で、私たちはつい外側の状況を変えることばかりに必死になってしまいます。

けれど、本当に大切な安心や気づきは、いつでも自分の内側にあるんですよね。

誰かではない自分自身の人生を、どうやって生きて活きるか。

今手にしている苦痛や葛藤を、ただの終わりにするのではなく、本当に大切なものに気づくための転機として周りと「和かち合い」ながら、また新しく歩み出すこともできるはずです。

今、あなたが使っているその大切な命。 本当に選択肢を失ってしまっているのでしょうか。

それとも、まだ見ぬ第三の道が、すぐ近くで静かに待っているのでしょうか。

その問いにじっと耳を澄ませてみることから、今ここに在る意味が、新しく輝き出すと思うんです。