自分の時間を生きるということ
一生の中で、自分の時間を生きられた時間は一体どれくらいあるのでしょうか。
気づけば私は、「〇〇になったらどうしよう…」「そうならないように準備しよう、計画しよう…」「先に手を打って対処しよう…」と、未来のことばかり考えてしまいがちです。
起きてもいない未来に対する不安や恐れにとらわれて、今ここにいるはずなのに心が今になく、「どうしよう…どうしよう…」と頭の中をぐるぐると巡らせてしまう。
今でも、自分にはその傾向があります。
でも、いつだって先のことは誰にもわからないんですよね。
ただただ、心が休まるような安心がほしいだけなのだと思います。
不安の裏側にある本当の気持ち
未来を先回りして心配してしまうのは、誰かではない自分を守りたいという切実な想いがあるからかもしれません。
『不安でいることに安心する』
一見すると無茶苦茶な言い方に聞こえるかもしれません。
だって、不安を感じている間だけは、最悪の事態に備えている気になれてどこか安心できるじゃないですか。
完璧な防備を固めることでしか自分を守れなかった時間があったからこそ、その癖は今を生きる力強い術にもなっているのだと思うんです。
不安になること自体を無理に排除するのではなく、その裏にある自分の素直な願いをそのまま認めてあげたいですよね。
今という時間に心を置くために
否定や批判で自分を責めるのではなく、不安になってしまう自分をただ理解し、受け入れ、共感すること。それが存在肯定に繋がるのだと思います。
自分の感情に居場所を作り、人と心を開いて和かち合っていくこと。
それには、素直さと自分自身を真に伝える勇気が必要なのかもしれません。
自分の人生を振り返ったとき、どれくらいの時間「今」に心を置けていたでしょうか。
今日という日に、自分の本当の時間を取り戻す一歩を小さく踏み出してみませんか?

